表音文字民族と表意文字民族

日本人がアメリカ人に対して感じる古くて新しい疑問は、「どうして彼等はあんなに人の名前を覚えられるのだろう」ということでしょう。先日、あるパーティーで一回会っただけの人と数か月経って再会しましたが、いきなりミスター・キャミュラ(←カワムラ)と呼ばれ、びっくりしました。同じような経験は多くの方がお持ちだろうと思います。

「どうすればそんなに覚えられるのか」と質問してみたことがありますが、はっきりした答はありませんでした。ただ意識してのことか無意識なのか、彼等は頻繁に相手の名前を口にして、その音を頭に叩き込んでいるようです。

そこで私も同じようにしてみたのですが、はかばかしい効果はありません。これはひょっとすると表音文字民族と表意文字民族の違いなのではないでしょうか。私は人、特に日本人の名前を思い出そうとする時、その人の名刺の字が頭に浮かんでくることがあるのですが、そんな経験を持つアメリカ人はまずいないのではないでしょうか。

 

広告
カテゴリー: NYの日系放送局「テレビジャパン」時代のブログ パーマリンク