フェルメール大集合

2009年は、イギリス人ヘンリー・ハドソンがオランダの支援を受けて、マンハッタン島を探検してから400年になることから、ニューヨークではNYとオランダとのつながりを示すいくつものイベントが開かれています。そのひとつが、オランダからメトロポリタン美術館(MET)に貸し出されてきたフェルメールの『牛乳を注ぐ女』の展示です。

この絵ひとつだけでも素晴らしいのですが、会場にはMETの所蔵しているフェルメールの作品5点のほか、同じNYのフリック・コレクションやワシントンDCのナショナル・ギャラリーが所蔵している彼の絵も展示されています。フェルメールの作品と確認されているものは、世界中で30数点しかないそうですから、フェルメールの全作品の実に3分の1近くがここで見られるという、実に贅沢な展示です。

400年前の17世紀前半は、世界史の中で「オランダの世紀」と呼ばれるオランダの黄金時代ですが、そこで描かれた名品の多くが今アメリカにあるということを思うと、世界の歴史における富の変遷ということを実感せざるをえませんでした。

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