クラシック専門局の身売り

日本にやって来たアメリカ人が日本のラジオ局の数の少なさに驚いた、という話を聞いたことがあります。たしかにアメリカの特に大都市では、テレビだけでなくラジオの局も、それこそ無数にある感じがしますね。

私はNYのラジオ局では、WQXRというクラシック専門の曲がお気に入りです。毎正時にニュースがあることも便利ですが、最大の魅力は男女のアナウンサーの話す英語がきわめてきれいで、聞き取りやすいことです。

このWQXRはニューヨークタイムズが1944年から経営してきたのですが、新聞社の経営効率化の一環として、今度別の放送局に身売りされることになりました。WQXRのホームページによると、放送はこれまでどおり続くものの、今年後半には周波数が変更されることになるそうです。

いつも耳にしているアナウンサーは、新しい組織になってもこれまでどおり声を聞かせてくれるのか、気を揉んでいます。

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