冬場のマラソン大会

もう12月。時間の経過の速さに驚くばかりです。11月あたりまでは、割とよくジョギングなどの大会に参加していたのですが、12月という声を聞くと、申し込むのがためらわれます。大勢で一緒に走るのは気持がいいし、参加賞のTシャツが増えるのも嬉しいのですが、走り終わった後の寒さを想像すると、二の足を踏んでしまいます。

冬場は走り終わった後、体内から熱が出なくなると、急速に体温が落ちてきます。バテて気力が低下していることも加わって、それこそ歯がガチガチ鳴るような状態になります。山で迷った時も、歩き続けている限りは大丈夫だが、休んだ途端一気に弱ると言われますね。それと同じような状態になります。

去年の冬、ある大会のHPに「ゴールでは温かいスープが待っている!」という文句があって、それに惹かれて出場したのですが、当日ゴールにはスープなど影もかたちもありませんでした。走っている最後、「スープ、スープ」と念じながら走った身としては、「ぐれてやる~」といった心境でした。

去年12月末のセントラルパークを会場とした大会では、公園に前日の雪が積もり、帰途、公園内で遭難するんじゃないかと思ったくらいです。あの日は本当に寒かったなあ。給水ポイントの水も凍り、かろうじて液体の状態を保っていたスポーツドリンクを選んで飲んだものです。

今年のNYは今までのところ暖かめですが、これからどうなるか。この先の予報を見ながら思案しているところです。

 

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